LEITZ M3
これはライカM3だ。名機と言われるカメラだ。機械の工作精度や操作感が素晴らしいとよく言われるが、私はファインダー(レンジファインダー)に特徴が有ると思う。といってもこのレンジファインダーはネガティブ要素も多く、それを克服する為に1眼レフが誕生した訳だ。私が最初に手にしたライカはライツ・ミノルタでつぎはM6だ。M6はピントが超シャープ、トーンも豊かで美しい描写をするカメラだった。しかしこの2台は長く所有する事無く手放した。自分の物にならなかったという感じだが、何故かと言うとファインダー倍率の為だ。M6はワイドレンズ装着用にファインダーもワイドだ。M3の場合50mm以上のレンズを使う場合、ほぼ等倍(ワイドレンズの場合ファインダー前に光学系が追加されメガネと言われる)だ。この違いはでかい。M3の場合肉眼の見た目に近いと言うか、窓から覗いた感じだ。1眼レフの場合はと言うと、レンズを通した光が磨りガラスに結像した二次元画像を見る。撮れる画に限りなく近い画が見られ理想的なシステムなのだが。
ドラマの登場人物が指でこんな四角を作って景色を見たり、女の子に迫ったりするシーンを見た事が無いだろうか。キザっぽいと思うかもしれないがやってみると良い。目の前の世界の中に存在する自分を感じないか。写真を撮るのはそういう事だと思う。1眼レフの場合、ファインダーを見ながら画を作る行為に囚われ過ぎてしまう場合が有る。M3のファインダーは窓だ。写真の上がりは想像するしか無い。そのぶんシンプルに物を見る事に集中したり、自分と対象の関係を考えたりとか基本的な事に集中する。さらに「世界とは」とか「自己とは」とかディープな思考に入り込んだりする。
写真はこうでなくちゃなんて言うつもりは無い。実際、最近はプライベートで使うカメラは殆どデジタルのNikon D200だ。デジタルにして初めてズームレンズを買った。クイックだ。PCを使っての写真環境もスピーディーだしいろんな事が出来る。しかし、たまにM3を持ち出して基本を思い出す事にしている。

今後、このM3を追い抜かすべく開発されたNikon Fの事やパソコン環境に付いて書こうと思う。D200についてもだ。このページは写真の器材や技術的な事を記述し写真そのものはHOMEに展示する。今のところ。 2006.11.25

main page
movie
still
bike
link

E-mail : info@funky-shot.com
Nikon F 私がこのカメラを手に入れたのは1993年頃だったと思う。原宿の竹下通りのカメラ屋に飾ってあった。